「ロボット体験キャラバン」によるロボット体験実施:医療法人社団村田会

今回介護・福祉施設等に介護ロボットを持ち込み、施設職員等が介護ロボットの体験を通して介護ロボットの有効性を実感できる「介護ロボット体験キャラバン」が実施されました。

 

・神奈川県では「さがみロボット産業特区」において、生活支援ロボットの「使い勝手」の向上や商品化支援など実用化に向けた取組が行われています。

・介護ロボットの普及に向け、各種イベントでの展示や「介護ロボット体験施設」等での実演・体験も進められています。

 今回、その発展型として実施したケアパーク湘南台における「介護ロボット体験キャラバン」により、ご利用者様のアメニティーの充実・利便性向上や職員の負担軽減を目的とする介護ロボットの体験をしました。

 

 

マッスルスーツ

人の筋肉の力を補強することで、作業を楽にする装着型の動作補助装置です。

 

マイスプーン

手の不自由な方が体の一部を動かすだけで、自分で食事ができるようにする介護ロボットです。ご飯やおかず、お菓子などほとんどのものが食べられます。

 

TANO楽

運動や脳トレを大勢で行える福祉レクリエーション支援システムです。声で楽しむゲームや魚釣り、登山の疑似体験などゲームは40種類以上あります。

 

コミューン、パルロ

左:コミューン

聴こえの衰えた人とのコミュニケーションをサポートする会話支援機器です。老人性難聴や軽度・中等度難聴者が補聴器を装着せずに会話を楽しめます。

右:パルロ 

人との会話が大得意な優れたコミュニケーション能力を持つ介護ロボットです。

 

うなずきかぼちゃん、パロ

左:うなずきかぼちゃん 

話を聞いてうなずいたり、季節にあった会話ができるコミュニケーション介護ロボットです。コミュニケーションを深めることで、発する事も増えて行きます。

右:パロ

アザラシ型のコミュニケーション介護ロボットです。触ると本物の動物のように鳴いたり、動いたりすることで人の心を元気づけます。

 

◎体験キャラバンを終えて

 


※操作に”慣れ”や”コツ”が必要だったり、活用方法の検討が必要なため、今回そのまま導入するという運びに至りませんでしたが、実際の介護ロボットを体験できた事は日頃の施設ケアを振り返る貴重な経験となりました。
 今後、他の介護ロボットの導入も具体的に視野に入れながら検討を重ね、サービスの向上・職員の負担軽減に継続的な取り組みを行っていきたいと思います。

 

医療法人社団村田会 介護老人保健施設ケアパーク湘南台

 

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